For Psychologists
For Psychologists
心理専門職の方へ
心理専門職の方へ

For psychologists interested
For psychologists interested
入職に関心をお持ちの
心理専門職の方へ
入職に関心をお持ちの心理専門職の方へ
-
- 精神医療の現状は「5分診療」が蔓延し、劣化の一途を辿っています。そこに一石を投じるべく立ち上げたのが医療法人瑞枝会クリニックでした。予約診療を駆使した「瑞枝会モデル」は、幸いに患者さまから一定の評価を得ることができました。その次の課題は、後任の精神科医の育成でしたが、それを目指して拙著『精神医療革命』を刊行しました。(その内容についてはこちらを参照ください。 )
-
- しかし残念ながら、その課題は難航しております。よって次の策として、精神科医用の「臨床の教科書」に相当する内容を、専門誌『臨床精神病理』へ連続投稿のかたちで発表を続け、後任候補へのアピールとする準備を進めております。ところが、患者さまは待ってはくれません。瑞枝会クリニックの初診受付が、1年待ちになれば一旦、中止し、待機リストが半年まで短くなれば受付を再開する、その繰り返しの中で、多くの患者さまが当院受診を断念されています。その患者さまへ「瑞枝会モデル」を何とか届けることはできないものか・・・。
-
- そこで是非、心理専門職(臨床心理士・公認心理師)の皆さまのお力をお借りしたいと、切に願うのです。精神科ユーザーである患者さんの中には、処方せんと診断書の発行だけを主治医である精神科医が担当し、その他の療養上のサポートからは全く見放されている方が残念ながら、極めて多いです。その方たちが、当オフィスのクライアントの候補になります。その方たちに、心理専門職の皆さまを通じて、「瑞枝会モデル」を届けていただく。もちろん、処方せんや診断書の発行をお願いはできませんが、それ以外の、心理療法の要素を届けていただきたい。そしてその内実は「統合的心理療法」だ、と整理するとイメージしやすいかと思います。またその具体的内容は、前述の「臨床の教科書」に含まれる予定のものでかつ、精神科医にも心理専門職にも共通なので、随時、このサイトの教育コンテンツとして、公開していく予定です。
-
- 一緒に勉強しながら、二人三脚で、良質の精神医療を必要としている精神科ユーザーの皆さんに、それを届けて行きませんか?きっと心理専門職の皆さまにとって、従来の精神科の病棟やクリニックでもなく、また精神科ユーザーとの関係が希薄になる自費カウンセリング施設でもない、新たなキャリアの選択肢となるはずです。
Future Prospects
Future Prospects
精神医療の今後の展望と
当オフィスの位置づけ
精神医療の今後の展望と当オフィスの位置づけ
-
- ここで、皆さんのやる気を出してもらうために、一つの展望とイメージをお伝えします。令和6年の診療報酬改定で、通院精神療法を何分実施したか、そのレセプト詳記が課せられました。全くの推測ですが、厚生労働省はそのデータをもとに近い将来、通院精神療法の現状(5分以上30分未満が330点)、その変更を狙っていると思われます。5分以上、例えば15分未満を、330点より大幅に下げた点数にし、例えば15分以上30分未満を、330点より若干、上乗せした点数にする、など。表向きは良質の外来精神医療の実現と謳いつつ、実際は医療費削減を意図しつつ、結果的には、精神科外来は今以上に、短時間で多くの患者をさばく「5分診療」が助長されるだろうと懸念しています。この残念な保険医療の展開の意味するところは、もはや、精神医療の良心とそれを支える対人援助スキルは、保険外来の施設のみで維持・継承することは困難だろう、ということです。それを担うのは、保険外来(医療機関)ではなく、自費の心理カウンセリングオフィスとならざるを得ないだろう、と。
-
- つまり、当オフィスは、医療法人瑞枝会の傘下で、瑞枝会クリニックに併設されてはいるが、そのスキルの継承という観点では、クリニックより上位に位置づけられる他ない、ということです。瑞枝カウンセリングオフィスで自費の心理カウンセリングを提供できる者が、薬物治療や診断書発行などのスキルを追加で身につけて、瑞枝会クリニックで精神科医として勤務する、というイメージです。(実際は、医師免許の取得後、並行して身につけるわけですが)。これは、精神科医の指示・監督のもと、心理専門職が機能する、というイメージとは、真逆になります。心理専門職が、精神科医を、育てるのです。未来の精神医療を守るために、一肌、脱いでもらえないでしょうか?あなたの経験とスキルが、瑞枝カウンセリングオフィスの資産となることで、たとえ厚生労働省の方針により保険外来がどうなろうと、精神医療の良心とスキルは、生き延び続けることができるでしょう。
RECRUIT
RECRUIT
募集要項:概要
募集要項:概要
-
-
資格:臨床心理士、公認心理師または精神科専門医
-
経験:精神医療の現場での3年以上の実務経験
-
採用の可否:症例報告(合計5例、詳細は最新の募集要項参照)と、それを踏まえた口頭試問により判断する
-
給与:経験と実力により応相談
-